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『初恋の日』

「初恋」と聞くと、島崎藤村の詩を思い出す。

この詩を授業で習ったとき、隣の席の男の子の分までノートを取っていた。
隣の席の男の子は不良で、ノートを一切取らなかったから、お節介で勝手に彼の分まで書き写していたのだ。
わたしが、勝手にやっていた事なのに、彼はいつも「おー!ありがとな!」と、言ってくれた。

淡くて幼い初恋だった。

5/7/2023, 11:30:24 AM