蓼 つづみ

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前を向いて歩く
空は遠く
濁りなく抜けている

道の端々に
今年も深い紫がひらく

きっとそれは
誰かの手を離れ
風に選ばれた花

先の屋根に
大きな鯉が
風を見せるように揺れる

ふと
ヤグルマギクに視線を奪われ
気づけば
空にはもう鯉のぼりが泳いでいる

見上げれば
回る矢車
風は素直に通り抜ける

題 快晴

4/13/2026, 11:44:16 AM