共存と両立

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傷つけられても、傷つけられても、
人格者でいられますか?

自分なら出来ると思っていても、あまりの処遇に思考は壊れていきます。

これ以上の苦しみは要りませんと思えば思うほど、地獄はこちらにやってくる。

何故、と思えば思うほど、人格者では居られなくなります。

手を伸ばしても、誰も助けてくれない。
そう勘違いして、背中を支えてくれている手に気づかない。

殻の中に閉じこもって、もう誰も信じないと耳を塞ぎます。
だけど、唯一の盾であるこの殻はとても壊れやすい。外からの攻撃に、簡単に壊れてしまうでしょう。

それが壊れない理由を、考えてみる。

壊れた時は、そのまま踏み潰されて、この世を去っているでしょう。

今生きている現実に目を向ける。
そうすれば、殻の外で、何かが守ってくれていることを知るのです。

生きている感覚がなくても、大丈夫。
それは私たちの本来の姿。

手を伸ばしたあの時、本当に誰もその手を取ってくれていなければ。そのまま土に還るでしょう。

だけど、もし、届かなかっただけの可能性があるなら。
閉じこもっている殻の脆さを思い出して。
もしかしたら、外と誰かが居るかもしれない。

出ていくのが怖いなら、守られている感覚を覚えるまで、殻の中に閉じこもっていて。
きっといつか、殻は自然に割れて、世界があなたの誕生を祝福するでしょう。

傷ついた分だけ、殻は脆く、壊れやすい。
だからこそ、誰かに守られなければ、簡単に潰れているはずなのです。

誰かとは、
あなたの心の強さと、優しさに気づいてくれる誰か。

自ら殻の外に出れば、喜んでくれるような。
まだ覚悟の決まらないうちに殻からでてしまった時は、大丈夫だよと抱きしめてくれるような。

きっと、そんな人。





5/16/2024, 8:57:16 AM