楽園や桃源郷という言葉には、どうも罠があるような気がするのだ。マンガの読みすぎだろうか?
代償のある楽園、歪んだ伝承の桃源郷。比喩であれそんなものたちが世の作品にはたくさん出てくる。小説の読みすぎ、映画の見すぎ、たしかにそうかもしれない。作品鑑賞はジャンルを問わず好きだから。
だがこれらの言葉が罠であるというのは、当たらずとも遠からずではなかろうか? だって楽園も桃源郷も、実際には存在しないのだから。
「うまい話には裏がある」とは誰もが知る慣用句、というか警告文であろう。だというのに楽園やら桃源郷やらが実在すると思う理由はなんだ? なんともおめでたい頭だと思う、映画や小説ならそういう奴から真っ先に死んでいく。おめでとう、次は君の番だ。
なぜそこが楽園だと思ったんだい? うまい話に縋りつきたくなったのかな? それとも頭が弱いのか。良いことを教えてあげよう、小説と同じだ。楽園や桃源郷なんて言葉は罠でしかない、そんな都合の良いものは存在しないんだよ。ひとつ賢くなったね、おめでとう。
ああそうだ、助けて欲しいという話だったか。もちろん構わない、普通の世界だってここに比べれば楽園に感じるだろうね。
さてさて、楽園には代償、だったね。楽園に行きたい君は、いったい僕にどれだけ支払えるんだい?
お題:楽園
5/1/2026, 6:04:25 AM