この季節、ベルの音を聞くだけで心が弾む。
小さな頃は家族と聞いて、プレゼントに思いを馳せた。サンタがいるのか突き止めると張り切って、ベッドの中で目を開け続けようと葛藤したが結局寝てしまったのもいい思い出。
少し大人になると恋人とともに聞くベルの音に心をときめかせた。
恋人がいない時は、男友達で傷を舐め合いバカな話で盛り上がり、最後は来年はこいつらと過ごさないぞと決意を新たにした。
社会に出て、家庭を築いてからは、子どもの喜ぶ顔を想像しながらベルの音を聞いていた。
ベルの音にココロを弾ませる時、側には必ず誰かいた。クリスマスプレゼントを運んでくるベルの音が、本当に運んでるのはそばにいてくれる人達の尊さに気づける時間なのかもしれない。
12/20/2024, 1:11:59 PM