副菜

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天気のいい日に、見晴らしのいい高台に1人で登って、そこの草むらに咲いた黄色の小さい花を愛でながら、髪が流されるくらい強い風を受けて春が来たと感じ、首元から香るお気に入りの香水の匂いをかいで目を閉じる。日々の喧騒を忘れる。目を開けるとそこは夕焼けで一面オレンジ色になっていた。

#8 沈む夕日

4/8/2024, 9:48:59 AM