「鳥のように」作¦花二個爽「ねぇ君はさ鳥のように飛んでみたいと思わない?」「思わない、だって僕は蛾のように羽ばたいているから。」自信ありげに言う。「なら私に食べられるかもしれないね。」そう鳥のような彼女が言った。「食べるのはミミズみたいなあいつだけにしてよ。」そう返した。僕だって飛べるなら君のような鳥のようにとびたいよそう心の中を見透かしたような顔をした彼女は「ふふっ」と笑った。
8/21/2024, 1:03:56 PM