コンルリの作文

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#3

私は二人ぼっちというのをあまり経験したことがない。
二人きりというのが気まずくて、すぐに話題も尽きてしまう。きっと私は、一方的に話すのが得意なのだ。大勢の前で話すのはできるのに、1対1になると急に緊張してしまう。自分の話に自信が無いからこうなってしまうのかもしれない。発表というのは、テンプレートがある。こういう場面ではこう話せば良い。という、だいたいの説明書のようなものがあるのだ。そのテンプレートに合わせて自分の話を作って行けば良い。しかし、会話というのはキャッチボールだ。相手の言葉に合わせてこちらが柔軟な対応をしなくてはならない。最初から用意しておいた物を読み上げるだけの発表とは違い、相手の性格なども考慮して、自分の話を推敲しなくてはならない。「臨機応変な対応」が、今の私の課題である。

(テーマ:二人ぼっち/コンルリ)

3/21/2024, 10:34:52 PM