しるべにねがうは

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眩しく。
華々しく。
この世ただ一つの輝き。

そんな人間が生まれた時から隣にいたなら、
きっと人生はどんな誰より暗いだろう。

己がどれだけ劣っているのか。
己がどれだけ出来損ないか。
一生かかっても届かない場所にそいつがいる。

自分の不得意なものはあいつが10倍上手い。
自分の得意だろうものを見つけてもそいつの方が100倍上手い。

何をやっても上手くいかないわけじゃない。
上手くいってもあいつの方が上手くやる。

いつも出来損ないが隣にあるから、完璧に輪をかけてあいつが輝く。惨めだなあ。いつも失敗作だ。
どんなに頑張っても「成功した例」が隣にある。
「〇〇の劣化品」てラベルが俺の背中にあるみたいだ。
そんなことないけど。たぶん。


後日加筆します

8/6/2024, 12:41:05 PM