無意識

Open App

‹だから、一人でいたい。›

私は一人が大好きだ。
 
私は一人でも大丈夫だ。

でも少しだけ、寂しく感じる。

私は友達がたくさんいた。
皆で遊んだり楽しかった。
けど私は裏切られた。
その時いた彼氏は虐めて来たやつに取られた。

私はその時人間不信になった。
簡単に鬱になったなんて言ったらだめだろうけども、私は裏切られたショックで鬱になった。

そして立ち直り一人で居ようと誓った。人とあまり関わらない仕事についた。

でも私は少し寂しく感じる。
私は人が怖くて憎いのに…
私は人を欲した。

人とは離れられない。そう感じた。

私がそう思った時。家のチャイムがなった。

玄関には隣のおばあちゃんがいた。

「やっと出てくれたわ~」と笑顔で言うおばあちゃん。
私は「どうしたんですか?」と聞く

私はその後おばあちゃんといろいろな話をした。私に大量にもらったリンゴをおそそわけに来てくれたらしい。私はその言葉に無償に嬉しくて、人と関わらないから人との時間がとっても嬉しかった。

おばあちゃんがくれた3つのリンゴ。

テーブルの真ん中に置きバックを準備する。
久しぶりの買い物をする。
財布をもちショッピングモールに行く。

おばあちゃんは何が好きなのかわからない。だけど美味しいそうな小さな和菓子。小さな和菓子が6つほど入った缶。それを買った。

そして私は茶屋に言った。
そしておじさんがおすすめしてくれた茶葉を買った。

そして私は家に帰り買った物を机に並べる。

そして小さな手紙を入れる。そして袋に入れ私はテーブルの真ん中に置いたリンゴを取る。 
キッチンに行きリンゴを切る。
切ったリンゴをお皿にならべ爪楊枝を刺しテーブルに置く。
椅子に座りリンゴを食べる。
「美味しい…」と私は言う。
誰も居ない部屋で私の声が少し響く

朝私はおばあちゃんの家に袋を持って言った。
「お返しなんていらないわよ〜?」とおばあちゃんは言う。
私は言う「ありがとうございました。私に人の大切さを教えてくれて。」と私が言うと笑顔で話をしてくれた。楽しくて話すこと1時間。

私は家に帰った。
私は一人で居ることを辞める事にした。楽しかった人といるのは、

おばあちゃんありがとう!!
そう思った。













でも数日後。おばあちゃんは亡くなった。
私は辛かった。話したのはちょっとだけど私は…

人は居なくなる。私の元を去って行く。だから、だから

だから、一人で、でいたい

7/31/2022, 4:58:59 PM