寂しいなと言う 言葉が殺風景な部屋の寒い空間に吸い込まれていくいつのまにか扉があらわれておそるおそるドアノブをひねるとその向こうには金色の野原が広がっていた一歩足を踏み入れるもう元の世界には帰れないような気がしたすくむいいのかな でも 寂しいのならあちらはもしかしたら 暖かく寂しくないのならえいや、と地面を蹴ったああ さよなら 寂しく懐かしい世界よにぎやかな冒険がはじまるよ
12/19/2024, 4:43:22 PM