私は、とても憂鬱な気分で自室のベッドに横たわっていた。連日の疲労が取れず、体が怠い。
丑三つ刻を過ぎた、夜の空は新月で、いつも以上に暗闇が深くなる。
カーテンを閉めて、ドアも、窓も、しっかり鍵をかけた。ベッドに広げていた、もう使うことのない資料が、クシャリと音を立てる。
いろんなことがあって、心身ともに、つかれている。
仕事を終わらせて、笑顔を貼り付けて、心を押し殺して、やっと帰ってきた家は、私に安らぎなど与えてくれない。むしろ生気を奪っていくようだ。
こんな夜は、寝ていなくても悪い夢を見る。
今、私は本当に生きているのか。じしんがない。
この生活は、夢なのかもしれない。
あるいは、走馬灯か。
寂しい。苦しい。悲しい。辛い。痛い。煩い。
このまま、消えてしまいたい。
一年後、私は生きているだろうか。
この生活は、まだ続いているだろうか。
彼らと、まだ一緒にいられるだろうか。
きっと、この問いは終わらない。
5/8/2024, 12:10:25 PM