もう帰らなきゃいけないことも、このままここには居られないことも分かっているのに、彼の笑顔に足が縫い止められる。「ずっとここにいればいいじゃん」なんて言うから、家で待ってる家族のことを忘れたフリをして彼の手を取ってしまう。今、目の前の彼と過ごす幸せなひと時が何より大切で、これからの事など今この瞬間に比べれば些細なことなのだ。今はただ、そう思い込んでいたい。【お題:刹那】
4/28/2026, 6:47:57 PM