生きながらえた屑

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「恋物語」

少し前まで、私には縁の無いもの、と。愛だの恋だのを語る事ができるほど身近なものでは無いと、そう思っていました。あなたが現れるまでは。

初めは気軽に話せる友達でした。私が勝手に憧れ、好意を抱き、しかしながら伝えることはせず。あなたと話せるだけで私は満足でした。その関係が動いたのは、驚くべきことにあなたからでした。連絡先を聞いてくれて、「好き」という言葉をくれました。

私は何かの間違いだと思っていました。いえ、今も思っています。それくらい嬉しかったのです。

あなたから返信が来る度に心臓が跳ねる。何処かで、返事はすぐにしちゃいけないと聞いたことがありますが、そんなことかないません。1秒でも早く返事を返したい。そんな気持ちになってしまうのです。

浮かれていました。
否、今も浮かれています。

恋しているのは私だけかもしれません。あなたの「すき」は、友達としてでしょう。そうそう、「特別」だなんて言葉もくれましたね。私は今のこの気持ちを、恋だと思っています。



そんな、恋に鈍感で、へたくそで、臆病な私の、こいものがたり。

5/18/2026, 12:06:02 PM