るに

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その1、
毎日愛想を振りまくこと。
その2、
恋愛は男女ですること。
その3、
上記下記のルールを守ること。
その4…。
考えないようにしていた。
毎日面白くもないのに
笑顔を貼り付けていた。
悲しい時も、辛い時も。
私は普通のルールを守る
普通の女だから。
ある時、
ある人に出会った。
その人は身体が柔らかく、
俊敏でしなやかだった。
私は運動が滅法ダメで
身体が硬い女なので
かっこいいと思った。
話してみると
貼り付けていない笑顔をし、
ある男を好いている
普通の可愛い女だった。
私は彼女が羨ましかった。
羨ましくて羨ましくて、
彼女をもっと知りたくなった。
会話と気疲れしない笑顔の可愛さと
運動をする時のしなやかな動きの
かっこよさとのギャップで
私はすぐ
彼女を好きになった。
わかっている。
ルール違反であること。
一般的に病気といわれる
ダメなことであること。
成就する見込みが無いこと。
彼女が想う男になれたらと
何度願ったことだろう。
でも、
友達なら恋を応援すべきで、
普通の恋を応援すべきなのだ。
しかし離れることはできなかった。
彼女を知る度に
彼女を知りたくなる。
"Good Midnight!"
だから完全に離れることではなく、
距離を置いた。
彼女を好いていることを
忘れるために。
彼女は気づきもしないで
気が合う友達というポジションだけが
残ったままだった。
腐ったルールを
バカ真面目に守る
腐った私。

4/24/2026, 4:44:18 PM