さよならは言わないで
あなたの言うことは
必ずというほどに的中する
あなたの口から直接
さよならと本気で言ってしまえば
もう本当に絶対に会えなくなる
さよならをするほどに
わたしはあなたを愛して
やっとの思い出で
夢の世界までたどり着いた
あなたという理想のひとに
巡り逢えるまで
何度夢を見て
何度色々な人に出逢って
理想のひとに出逢えなかった
わたしはもう寿命も短いし
余命ももうわずか
予定では
今日がちょうど山場を迎える
すごく偶然にあなたに出逢えた
現実のわたしは危篤状態で
今もう亡くなる寸前
家族が見守る中で
わたしはベッドの中で
ほぼ目を開いていない状態
意識さえない
もしかしたら
あなたは
わたしの最期の願いを
叶えにきてくれたの
あなたはもしや神様?
神様が
わたしの理想のひとに変身とか?
そんなことあり得ないでしょう
またでも人生が終わる最期なら
うれしいサプライズを
プレゼントしてくれたことに
感謝しかないよね
わたしはあなたと
今までの人生のこととか
色々なお話しをしながら
楽しむことができた
そして
現実のわたしは
午前0時に息を引き取った
でも
もう何の心配なんてないよ
だって
わたしは天国に行ったら
いくらだって
好きなだけ
あなたと一緒にいられる
さよならは言わないで
言う必要なんてもうないのだから
永遠にね
12/3/2024, 11:29:27 AM