récit

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14歳の僕は、頭と心臓にドラムが鳴り響いているような恋をしていた。

だから安らぐ夜空を眺めたくて、外に飛び出していた。

悲しみや喜びが交差する星座の物語を、ゆっくりと読み取っていたんだ。

だって、僕とあの子もいつか離れ離れになってしまう。
さざ波のように、少しずつ離れていくんだ。

だけどそれも今は思い出。
誰もが前に進む物語になるんだ。


「星座」
☆創作

10/5/2024, 10:23:22 PM