人でなしは今日も生きにくい。
「う"ぁ………」
俺はこの物語を終わらせる為に、主人公を殺した。
こんな変な物語、ダラダラ続けてても意味は無いだろう、という判断の元でだ。
だから俺は何時も"人でなし"役だ。
まぁそんな事、俺にとってどうでも良いんだ。
俺は床にぶっ倒れてる主人公を見下ろした。
「可哀想に。お前は何にも悪いことはしてねぇのになぁ。これがこの物語の最後の末路か。」
何を言われようがどうでも良いんだ。
だけど、
「"此処"に来るものって、結構ダメージ凄いな。」
俺は歩きながら、心臓がある場所の服の部分をグシャッとした。
9/8/2024, 12:51:35 PM