泣かないで。泣いては駄目。
人前で泣いては駄目。
私が決めていること。
人前では泣かない。
私は泣いては駄目。
どんなに周りの人が泣いても
冷酷だと思われても
どんなに悲しくても、泣いては駄目。
そんな私に、彼は泣きたい時は泣いても良いんだよと言ってくれるけれど、私は泣かない。
泣きたくない。
それに、彼には伝えたけれど泣くなら彼の前だけと決めている。
だから彼のいない所ではどんなに悲しくても、涙を流したりはしない。
でも、今日は特別だったみたい。
私の友達の結婚式。
私は感動で泣きそうになったけれど、決して涙は見せなかった。
笑顔、笑顔で乗り切った。
そんな結婚式が終わり。
タクシーを捕まえて帰ろうとしていたら、今日仕事が入ってしまったと言っていた彼が、迎えに来てくれた。
「真帆、嬉し泣き、したいんじゃない?」
彼のそんな一言に、私の我慢していた感動の涙はボロボロ堰を切ったように流れ出した。
そして小走りで彼の元へと走った。
「俺の前だったら、泣いていいってきめたんでしょ?」
彼のそんな優しい気遣いと一言に、私はもっと涙が出てきてしまった。
ありがとう。
ぐしゃぐしゃで今きっとブサイクだろうけれど私の事、好きでいてくれて、気付いてくれてありがとう。
私も、貴方の事が大好きです。
11/30/2023, 10:14:02 AM