まぐ

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肌の出る服は嫌いだ。

私の努力の結晶は、いつだって表に晒してはならない紛い物だった。後ろめたいものとされてきた。でも本当はそうじゃない──ただ頑張ったのだと、その証なのに。
自ら切りつけた跡に絆創膏を貼り、真新しい制服を着て外に出る。「頑張った」証は誰にも褒めたりしてもらえないけれど。それでも──私は生きていく。

5/28/2023, 10:47:29 AM