霜月東

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ずっと、好きだった。

入学式の時から、ずっと。

前を歩いていた君の姿を見て心が惹かれてしまった。

君が微かに笑った時、脳が焦がれるってこんな感じなんだと知った。

それと同時に、自分の腹の中にどす黒い感情が湧いてくるのが感じ取れた。

誰にも渡したくない、誰にもこの笑顔を見せたくない。

狂気そのものだった。だが、止められるわけがなかった。止めたくもなかった。

日に日に肥大化するこの形容し難いどす黒い何かに狂わされながら、僕は今日も生きている。君と一緒に、君とだけといつまでも生きたいから。

テーマ「誰よりも、ずっと」

4/9/2026, 2:56:39 PM