恋するロマンチストな乙女

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踊りませんか?
学生時代の頃、修学旅行のキャンプファイヤーで、ペアを組む人がいなく、一人困っていると、そんな私の元に一人の男子が近寄って来た。そして…「一緒に踊りませんか?」と誘われ、私は、「はい!」と応え、二人で踊り始めた。その時間だけは、今までの嫌な事全てを忘れられたり、今までの嫌な事全てがまるで夢の様に無かった様に感じられた。その時、私は、気付いてしまった…自分の高鳴る鼓動に…「私、もしかして…!」そう気付いた時には、もう手遅れだった…私は、周りに人がいるのを忘れ、彼に思いっきりキスをしていた…我に返った頃には、周りから白い目を向けられ…すると、彼は、赤ら顔になり、右手で顔を隠し、照れ隠しをしていた…「こんなの…!こんなのってズルいって…!」そう言って、彼も私にキスをした。その時、まるで時が止まったかのように、二人は、二人だけの世界へ入っていた…そう、私は、その時、再び気付いた…彼も私の事を好きだと言う事に…そして、二人は、そのまま、その場を抜け周りが見えない所に行き、二人だけの時間を過ごし、二人は、何も言わなくても意思疎通し、付き合い始めた。そう、その彼が、今では、私の旦那になった。

10/4/2023, 12:41:30 PM