無色の世界私たちは無意識に、フィルターをかけて物事を見る。これは非常識だ、普通じゃない、変。“普通”を決めつけて、そこに自分を閉じ込めて。無色の世界に囚われて、空の色すら分からなくなって。そんなときに、あの人の物語に、言葉に出会う。自分の世界で生きていていいんだって。あの濁りのない瞳に映る世界は、どんなに綺麗だっただろうか。もう確かめる術は無いけれど、ずっと誰かの心の中に。
4/18/2024, 10:22:53 AM