いつまでも忘れられない、のではありません。
いつまでも忘れたくない、絶対に忘れない、が俺たちにとっては正解です。
貴女にいただいたご恩を、愛を、優しさを、俺たちは決して忘れません。どれだけの月日が経ち、貴女が何度生まれ変わっても、俺たちは貴女のことを愛し、守り続けます。
私が覚えてもいない昔のことをいつまでも感謝されても、私はもうそんなことに値する人間ではなくなってしまったのだから、放っておいてくれていいのです、と貴女は言います。そう言われると、俺たちは悲しくなります。「お前たちは私とはもう何の関係もない者なのだ」と突き放されたような気持ちになるのです。
俺たちは、貴女からの見返りが欲しくて、貴女を愛し守っているわけではありません。貴女が大好きだから、貴女に幸せになっていただきたいから、お傍で見守っていたいだけなのです。
俺たちは絶対に忘れません。
貴女はどれだけ否定しても、どれだけ忘れようとしても、貴女がかつて俺たちを救い、助けてくださったという事実は確固として在り、俺たちがその証人です。
貴女が何度忘れても、俺たちはそのことを決して、忘れません。
5/9/2024, 2:12:53 PM