桜散る
桜舞う季節に君は生まれた。
さまざまな命が芽吹く中に小さな希望ができた。
君はいろんなものに目を惹かれ、どこまでも駆けてゆく。
手を離したら帰ってこなくなってしまうくらいにね。
大切に君の手を握って、いろんなものを見たね。
咲き乱れる季節の花たち。
君の体よりも大きな動物。
手を伸ばせば届きそうな星々。
桜が八回咲いたとき、君は嬉しそうに緊張しながらも学校に行った。
僕たちが学校へ行くと頑張って手を挙げて答えてカッコいいところを見せてくれたね。
かけっこで転んで泣きそうになりながらもゴールまで走り抜けた君に僕は泣いていたよ。
ぐんぐん背が伸びていつの間にか僕の身長へ届きそうになって、ついに僕より大きくなったね。
これからの君の未来は今よりも楽しいことに満ち溢れているから。
もし、つらいことがあっても僕たちは君のそばにいるよ。
何度も桜は咲くし、季節が過ぎていけば桜は散る。
散ることは悲しいことじゃないよ。
だって、それは君が成長した、生きてきた証だからね。
4/17/2026, 1:39:25 PM