"恋か、愛か、それとも"貴女がいない一人きりの部屋で、何度も過呼吸を起こして倒れた。溺れるような苦しみの中で気を失って、けれど何事もなかったように意識を取り戻す。その繰り返し。ぱちりと目を開け、暗い天井を眺める度に、どうしようもなく弱い自分に対して乾いた笑いしか出なかった。貴女への想いを何と表現すれば良いのだろうか。恋か、愛か、それとも…。今になってもまだよく分からない。ただ、貴女がいなけりゃ、息すら上手くできないんだ。
6/5/2025, 6:19:32 AM