cㄘャん

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これは私の中での記憶である、
ただ、1つだけ気になるのが、本気で好きなのか。
ただ、誰でも良かったのかだ。
答えは分からない。
でも、初めての口付けは少し冷たいものだった。
好きなのか、少し焦っていたのか。
分からない。
でも、一つだけ少し気になる動作が素敵だと思ってしまっただけ。
その一つで私は君の棚になった。
ストレスが溜まると汚す。壊す。
その繰り返し。
普通と言う言葉は私にとってハリガネのようなものだ、泣いてしまうと木が腐ってしまう。
だから、貴方は一時的に棚を綺麗にして、抱きしめてくる。ごめん?俺が全部悪いから。
そう言うと、棚が自ら汚して、破壊していた。
この行動は間違ってないよね?と訪ねてた頃には持ち主はどこかへ行ってしまった。
古い棚はもう、要らないと。
1年前は新しくて、タイプな棚だったから。
今はタイプの棚が変わって、その子に向かってる。
その棚はきっと、今の私とは大違いだろうな。
すぐに痛まない子を棚を選んで、私の棚のことなんてすっかり忘れて、これからもずっと、ずっっと、楽しい人生を過ごすのだろうねぇ。心から願ってます。
私は私の棚を大切にしてくれて、ずっと使ってくれる人と、持ち主を探しに行くってよりは見つけて欲しいのかも知れませんね。まだ20年しか経ってないから多分、見つかるはず。見た目だけじゃなく、より深く見てくれて、愛してくれる人を待ってます。
そんな秘密の標本。

11/2/2025, 3:22:22 PM