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もしもタイムマシンがあったなら

安定運営までの道のりは長い。
決まり事を考えて、乗員選抜しなくてはいけない。
まず目的地に正確に着いたとどう連絡するか?
どうやって帰るか。マシンの擬装、目的地での行動。
SF映画みたいに認識阻害装置とか亜空間通信なんかない。知らない所で基地作って観察とか嫌だろう。される側は未開の住人扱いだし。

時間を越える際の特殊な波長を感知する。
レーダー追尾をかける。
高速移動しているのがわかる。

記録を見る。何が意味があるのか?しばし考える。過去に何があった場所かもデータとしてクロスチェックさせる事にする。AIもまだまだ指示が必要だ。

やがておぼろげではあるが、なぜ特殊波長がそこに現れるのかが見えてきた。
観光?災害やら古代遺跡などが特に多い。
何もない場所はこれから何かが予定されているのか?
未確認飛行物体か…未来から来るなら、研究しなくては。でも、災害か何かを止める事も可能かも。
タイムマシンを作る目的が変わった瞬間だった。
こうしてパラレルワールドも出来るのかもしれない。
意識こそが全てに繋がっているから。

7/22/2024, 11:22:30 PM