どかんっ不意に襲う衝撃に、遅れてくる痛み鼻から口に生暖かい感触が流れ、涙が出るなっちゃんが駆け寄ってきて、ティッシュを貸してくれた。固く丸めたティッシュを詰めながら、もう一度立ち上がる。顔はアウトにならないから、まだ負けてない。ボールを手に取り放り投げた。日が沈むまでは、おわらない。
10/12/2024, 4:59:31 PM