NoName

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人は死ぬ。

いとも容易く、それはそれは簡単に。

そのことを知ったのは、つい最近のこと。

僕は、人を殺めた。殺めてしまった。


それがニュースで報道されたのは、昨日の朝。
僕が逮捕されたのは、今日の朝。

少年法とらで幸い、僕は処罰されずに済んだ。
まぁ、少年院には入ったけど。

当時の僕は憂鬱だった。

こんなところに入りたくないと、最後までごねた。

でも、今は良かったって思ってる。

君に・・出会えたから。

君は少年院の中でいつも中心だった。

「なぜこんな良い子が少年院に?」

そう職員に言われるほど、絵に描いたような良い子。

僕も疑問だった。なぜこんな子が少年院に?

理由はたったひとつ。

その子に、社会では生活できないような

“問題点”があるから。

皆んないつの間にか忘れていたんだ。

その子がここに入った理由なんて、どうでも良くなってきていたんだ。

その子は、この場所の唯一の癒しだったから。

アイドルだったと言った方がわかりやすいかな?

僕は、殺人を犯した癖に気弱だったから、

すぐイジメの標的になった。



※未完成ですみません。完結させて後日再度投稿する
 ので、良ければ見に来てください。




3/19/2023, 1:10:56 PM