君と初めてであったのは大学2年の時
とある資格を取るための少人数クラス。
みんなで一緒にグループワークを
たくさんしたよね。
こういう時、どうする?
みたいな課題をみんなで考える時、
君と私は何故かほかのみんなと違う
意見を出していた気がする。
あとから知った
それは
「経験した人にしか分からない意見」
だということを、
みんなで死ぬ気で現場実習を乗り越え
実習で得た学びを、
実習先の職員の方々の前で発表し、
もうなんか、みんなでいつも一緒にいて
グループLINEは
「課題わからん」「待って、提出期限は?」
にあふれて(笑)
教授陣に
「今年の子達はほんとに仲良しね」
って笑って見守ってくれたね。
そうして、就活の時期。
資格が取れる前提で挑む就活は
重圧が凄かったけど、
みんなで励ましあったね。
君と一緒に就活をしながら、
私が「落ちるのはやっぱり
障害のせいかな」って泣くのを
「障害が理由だったとしたら、
そんなとこに入って働いても
辛いだけだから願い下げだ」
って言ってくれたね
あの日から、私は泣くのをやめて、
戦うことができました。
同じ職場で働くことにはならなかったけど、
別の場所で同じ仕事をすることになった時、
「大丈夫、俺らは痛みを知ってる」
そういった君の目はとても力強かった
そうやって、君と飛び立った社会。
甘くは無いけど、
お互い、何度も何度も傷ついて
慰めあって、頑張ろうって
気合い入れてきたね。
だから、これからもきっと、
私たちは現場に立てる。
いつでも何回でも、
飛び立てるよね
「君と飛び立つ」
8/21/2025, 11:50:51 AM