露酒

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きっと明日も

曇った空の下、軽快な足取りで道路を歩いてゆく
落ち葉が踏む度にパリパリ音を鳴らした
右を見ても左を見てもビルばかりだ。都会ってすごいなぁなんて思いながら、とある大きな倉庫に入る。
ズラっと並んだ棚達。その棚一つ一つにある食べ物が私にとっての生きるための道具だ。

時はXX年。人類は消えた。私だけを残して
食べ物をいくつか手に取り、また倉庫の外に出た。
相変わらず空は曇っていて、薄暗い。
先程のビルにまた目を向ける。ツタが絡まっていて何だかかっこいい

きっと明日も、明後日も
ずーっとずーっと私は1人

ああ、なんて楽しいんだろう!!

9/30/2024, 10:55:41 AM