迷いというもの ...〝 迷い 〟... これは、瞬間的なものでもない。迷い始める瞬間やその迷いが発生する切っ掛けを認識する一瞬というのはあるが始まってからの迷いというものの精神内や脳内での滞在時間はそして結構長かったりする。〝 苦しみ 〟の中枢に在る正体であり実体は〝 迷い 〟なのであると私は念う。〝 苦しみ 〟は来る染みであり狂う染みでもありそしてそれはいづれ来る死の味であったりもするのであろうと私は感じるのである。その〝 苦しみ 〟が心霊現象みたいに〝 迷い 〟の扉をバタンッと勢いよく開いた先に広がるのが〝 魔酔い 〟という闇の大海原なのであろうと念う。そして一番大切なこと ... ... ...... 。この〝 迷い 〟という闇の大海原の夜明けは待っているだけでは決して、そして永遠に来ないというものであるという事なのであろう。夜明けの来ない夜は無いかも知れないが、魔酔いという闇の大海原の夜明けは何かが無ければ決して来ない。その何かとは ...〝 四禅 〟... であるのかも知れない。四禅とは体勢を表す言い方とも謂える気がする。四禅とは〝 しぜん 〟と読むのだが ... そうそう、〝 自然体 〟というのは、だからそう容易いものでもないのであろう ........... 。
10/3/2024, 10:28:29 PM