桜川 猫未

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何でもないフリをあいつはした。
「ホントに、こんなビルの裏にあんのか?」
『あぁ、でも、ついて来たくないなら帰れ、』
「へいへい、」 
何処にでもある様なビルの裏路地に地下への入り口
「うぁ、すげぇ、ホントにあったんだな」
『しっ!少しは落ち着けよ』
重い扉を開けると、そこは競売の会場になっていた。
[ようこそ、おいでくださいました。]
                        ✡




続く…かもです。

12/12/2024, 5:50:57 AM