tomo

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僕は大統領の息子。彼女は…政府が秘匿する最高機密。

これが長い物語の始まり。僕は彼女に一目惚れだったけど、あの澄んだ瞳はこの世界の住人ではないとすぐに分かった。

彼女は僕の視線に思いが乗っていることを見抜いていた。吸い込まれるその瞳からは

(私を解き放って…)

それが許されないことは子どもの自分にでも分かっていた。僕たちの敵になる存在かもしれない…

それでも僕は彼女の望みを叶えた。それが全てを失う選択だとしても。

彼女は僕に微笑む。

君と一緒に。

1/6/2023, 10:33:44 AM