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題 : 色とりどり

小さい頃から大好きだった兄の友達と出掛けた。
出発の2時間前からメイクをし、洋服を決め、それでもやはり納得がいかないのでまた洋服を決める。

普段より可愛いブラウスを着るといつも自己肯定感の低い私でも少しだけ自信がついた。

沢山の洋服屋が並ぶ店舗の中で、彼がこの店に入りたいと言い一緒に入った。そこは、私が着ている服よりも少しカジュアルな、そんな雰囲気の店だった。

周りを見渡すと色とりどりの服が沢山あった。彼は、トレーナーを2着買うことにしたようだった。私は花柄のロングスカートを買った。

沢山話もしたし、連絡先も聞くことが出来た。

これまで、一緒に出掛けたりなど、したことがなかった私は、終始心臓がバクバクしていた。この日の色鮮やかな景色を私は忘れない。

1/8/2024, 1:10:00 PM