改めて考えると、結婚して子供も大きくなった今、見たい未来なんてそうはないことに気付いた。
とゆーか、無理に見に行かんでも、そのうちやってくるのを待てる。
強いて挙げるとすれば、自分がもういなくなったずっと先の未来だろうか。
文明が驚くほど発展して車が空を飛んでいたり、反対に核戦争が起きてフォールアウトのような世界が広がっていたり。
いずれにせよ、インパクトのある光景が見られるような気がする。
…あ、いや、嘘だった。
少し先の未来に行って、見たいものがあった。
自分が持っている銘柄の株価がどうなっているか。
…いや、嘘だった。
どの株が値上がりしているかを知れば、それで儲けることが出来る。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのビフ並みの悪巧み。
知らない方が良かったって未来もあるだろう。
案外自分が早死にしてるとか、大切な存在を失くしてるとか。
その時まで知らないままでいたい。
例えば10年後でも、もう飼い猫はいなくなっているかもしれない。
それだけでなく、家族の誰かが欠けていたら?
そこまでの10年間を、冷静に過ごせる自信がない。
未来なんて見れなくていい、どうせこの先向かっていくから。
過去なんて戻れなくていい、どうせ一度は通った道だから。
悪巧みを除けば、そんなところか。
人間はきっと、今を生きるので精一杯。
そこに過去や未来の情報が入ってきたら、オーバーフローしそうな気がする。
マーティーはよく頑張った。
最近、VRゲームが楽しくて日々やっているんだが、いつの日かこの機器にタイムリープ機能を付けて、これを装着したら過去や未来が垣間見えるみたいな時代が来るかもしれないな。
そしたら、これを作った企業はかなり儲かるに違いない。
今から、その会社の株を大量に買い込んでおけば…。
いつか来る未来のために、やっぱり今を頑張らないとね。
4/20/2024, 12:25:21 AM