暗がりの中で私はあの日からずっとずっともがいていた。まるで先の見えない真っ暗なトンネルのようだった。トンネルは誰かに襲われることもないし安全かもしれない。ここから出るのは怖い。でも私は踏み出した。まだ見ぬ景色を見るために。気づけば光の中を突き進んでいた。暗がりの中であなたが私の手を引いたから。
10/28/2024, 11:45:13 AM