「なぁ。もう別れねぇ?」その言葉に私はずっとずっと縛られている。優斗に別れを切り出されたのは三ヶ月前。ずっと潮時かななんて思っていたのかもしれない。でも。でもまだ。それが続いて三ヶ月前。大好きな優斗から連絡があった。『あのさ、初めて2人で行った夏祭りの⚪︎⚪︎神社に来てくれない?大事な話があるんだ』その時ほんとは分かってた。でもそんなわけ無い。違う。絶対にって自分に言い聞かせてていた。でも。「なぁ俺ら別れねぇ?」そう言われたんだ。「うん。そうだね。別れよう」こう言っていた。あーあ
そんな時に『カナカナカナカナ』って聞こえた。あ。これは優斗が昔私の名前がカナだからって真似してた。そして私は優斗を思い出して地面が私の零した雫で濡らした
4/22/2023, 2:57:23 AM