蓼 つづみ

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会っても何も解決しないと知っている理性。
楽しませることを引き受けないという選択。
それでも、向いてしまう意識。

それらはすべて、
昼のあいだは
きれいに整列している。

夢は、その整列を崩す場所だ。

そこでは
「会ってはいけない理由」も
「会いたいと言わない誠実さ」も
効力を失う。

ただ、
意識が畳み損ねたまま残した余白に、
すっと入り込んでしまう。

無意識が、
未完のままでも成立する接触を
夢の中で試している。

朝になって、
胸が、少し重い。

題 君に会いたくて

1/19/2026, 7:55:18 PM