夢を見ている。大好きなあの人と、隣に並んで、幸せそうに会話を交わしながら歩いている自分。分かっている。これは夢だと。だって、そこにいるべきは自分ではない。あの人には、大切な人がいると知っているから。だから、せめて。もう少し、この短い幸せに浸らせて欲しい。そう、目が覚めるまでに。それくらいのわがままは、許して欲しい。
8/3/2024, 10:45:37 AM