ハクリュウ

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 どうも、ボク、高校二年生で漫画家目指しています。かれこれもう10年経ちマス。彼女との関わりはもう少し長いですネ。彼女はボクの幼馴染です。あ、いや、「カレシ」「カノジョ」の「彼女」ではなく代名詞の「彼女」ですヨ!?
 ーーーーーーーーーまあ、ボクは彼女のことをずっと昔から好きで、愛していますが…

彼女は昔から体が弱くって、家が隣のボクと遊ぶ時も外で遊ぶとかでは無くって、家の中で遊ぶものがほとんどデシた。
当時、何気なく興味を持った「漫画」。「授業用ノート」という名の雑誌はボクの稚拙なストーリーで埋め尽くされていましたが、最初の読者である彼女はそれを楽しみにしていてくれマシた。ボクにとっても生き甲斐デシた。いつも彼女と一緒に帰って、キャラクター達のくだらない設定なんかを話しマシた。
「ふふっ、バカみたい」って。
彼女は笑っていマシた。

あの日も彼女と一緒に帰っていマシた。昨日思いついてネタ帳に書いておいた設定を、彼女の話して感想をもらおうとしました。
「次のキャラの設定ハ!交通事故で死んでまった弟の為に、その弟と約束した「甲子園でホームランを打って優勝」を達成しようとする、才能のない高校球児デス!才能のない彼は頑張りマス!弟の為ニ!」
彼女はなんて返してくれるか、顔を向けようとした途端
「バカみたい!」
語気が強く感じました。
走って、行ってしまった。
ショックでした。嫌われたんだ。そう思いました。
でも、でも一体どうして…


(まだ執筆中)

「バカみたい」

3/23/2023, 2:20:49 PM