ないもの、とは不思議な日本語だ。ないものという4文字をそのまま見ればないものねだりという語の定義になってそのまま解説になる。たべもの、のみもの、ないもの。無いのだから、無いと言うのはあなたの足元や卓上を手でサッと掃いてみても何もぶつからないという状態なのだから、そこにものを見いだすことはないのに。そしてただ物をねだったら良いだけなのに。わざわざ、ないと言う。ないものねだりである。
3/26/2024, 3:38:41 PM