六月の帰路

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断片を見てると、どこかそれに憧れた
たくさんの愛が並べられて
それは全て廃棄処分されて
土に孵った。

赤いスニーカーに赤いランドセルの女の子は
こっちをみて泣いていたよ 。
それがいつか泣き止む物だと私は思っていた、でもいつまでたっても、私の顔のパーツが左側に寄っていき
いつまでたっても、終わらない。というか、無理なのかもしれない。ずっと、断片に染っていくところ見ていたけど、無理なのかもしれない。顔のパーツがぐちゃぐちゃになっても、なにいっても、どうこたえても、触れたとしても、最後は何も変わらないの。
「その顔は何?」そんな顔をして何を思っていたの。嫌悪か憎しみ困惑か嫉妬か焦燥、気持ち悪いそんな、そんな。
今日はもう遅いから。、もう遅かったから、何も出来なかった、いつもそれを言い訳にして敢え無くなる

10/17/2022, 2:03:52 PM