これはダメだ。酷い痛みと、行動を制限されるストレスに頭がおかしくなりそうになっている。冷やそうが温めようが、ありとあらゆる手段を用いても改善する気配が一向に見られないのも、またストレスだ。
一昨晩の夜、仕事を終えて家に帰ったのはもう遅い時間。シャワーを浴びて、翌日のお弁当を用意して、床に敷いたエアマットの上に腰を下ろした。試験へ向けて勉強中の教材を手に取り、内容を読み込む。気がつけば朝だった。時計を見やれば 「7/29 土曜日 4:25」の文字が見える。そうか、昨晩は気絶するように寝落ちしたのかもしれないと重い体を起こそうしたその時、乳頭筋から僧帽筋上部にかけて強い痛みを感じた。「寝違えたのか」、その時はそう思っただけだったが、時間が経つにつれてこの痛みが私を現実に引きずり込んでいく。二度寝など出来なかった。毎朝この時間に起きるというのに、休日まで早起きをせねばならないとは。私は休日には、六時に起きると決めている。流石に四時半では 早すぎるからだ。それにもかかわらず、この寝違えのせいで朝早くから苦痛に身を置くことになってしまったのだ。
いま、こうしてこんなことを口にしているあいだも、痛みが私を襲う。接骨院や整体、あらゆる文明の利器を用いた治療法などに頼る事が 懸命であったのかもしれないが、私にはそんな金銭的余裕がない。毎月、実家に相当な額を仕送りしている。私の小遣いは月に1万円も無い 。そんな私には、治療に赴くという事ができないのだ。冷凍庫から保冷剤を取りだしてタオルにくるんで患部を冷やす、そんなことくらいしか出来ない。もちろん、痛みはまるで 軽くもならない。明日からまた仕事だと言うのにどうすればいいのだ。現場監督のみであるから、職人さんのように動くことはそう多くは無いが、全く作業的なことをしないかと言えばそうでもない。盆前までにやらなければならないことがある。
なのに...
ということで、執筆出来ません。
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7/30/2023, 7:51:59 AM