月の輝く夜は、こっそりと本を読む日だ。あんな親でも一応、寝ろという。わたしはベッドを抜け出して、大きな窓から煌々とさす月の光を頼りに、本を読み続けた。時に時間を忘れて没頭した。わたしは夜目がきくようになり、同時に太陽がまぶしくて困るようになった。視力も落ちた。でも、冴え冴えとした白い光に包まれながら読む本は、いつもより面白く感じられたのだ。【月夜】
3/7/2026, 10:42:28 AM