駅前のロータリーで友達を待っていると
宇宙から突然光が射してきました
見上げた雲にぽっかりと穴が開いて
あなたは静かに下りてきたんだね
僕があまりにも衝撃を受けたのは
あなたがあまりにも輝いていたから
長い髪を風になびかせながら
私を見つめてこう言ったんだ
あなたがもしも望むのならば
その苦しみを私と捨てに行きましょう
離れていたのになぜなのだろう
あなたの声は耳元で聞こえた
世界は突然姿を変えて
暗黒の中へ私を連れ出した
空間は歪み時計は壊れて
恐怖のなかで白い腕に掴まれ
遠くへ遠くへと走り出した
胸の鼓動がコントロール出来ない
煩くて気持ち悪くてどうしようもない
あの日あなたに連れられて
旅立ったのは覚えている
あれからどれほど経ったのだろう
私はどうしてここにいるのだろう
あれからどれほど忘れたのだろう
私はあのとき何を見たのだろう
耳元で今も声が聞こえる
ざわざわと呟く声が聞こえる
耳元で今も声が聞こえる
ざわざわと呟く声が聞こえる
9/22/2024, 12:26:50 PM