同情君には色んな情をかけて、かけられてきた悔しいことも苦しいことも嬉しいことも楽しかったこともほとんど一緒に味わってきた。あの人にとって悲しいことがおきた。何を言ってもそれはきっと意味はない。中途半端な同情が人を傷付ける事だと、僕たちはよく理解しているから。だから僕は、伸ばした手を引き、開いた口をぐっと閉じた。
2/20/2023, 9:16:00 PM