ある

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これからもずっと、私は言葉を書き続けていく。
不完全な自分を補うために、そして、救うために。

境界が曖昧で輪郭がぼやけたままの自分を生きるのではなく、
その存在を証明するためにもう嫌ってほど考えて考えて考えて、
泣きたくなってもペンをとってノートに向き合って、
脳汁がもう一滴も出ないくらいに言葉を絞りきって、
私という私を見せつけてやりたい。

ワンルームのベッドの上でうずくまるしかなかった自分に、
見せつけてやりたいんだ。

4/8/2024, 2:25:04 PM