灰田

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「空を見上げて心に浮かんだこと」

空がなかったら地上は、エレベーターの中みたいに息苦しいのかな。

空はいつでもそこにあるけれど、もしかしたら…
皆があってほしいと思うから宇宙の神さまが、
宇宙を地球の空へ変換させているのかも。

地上の生き物が空を見上げて、その広さと千変万化を仰いで息をつく時、

今日の雲は、くじらみたい。
不思議に赤い夕焼けだね…
空に落ちてゆくみたいだ、とか
束の間、詩人になったりする。

君の詩人を引っ張り出したら、その詩人は言うかもね…

「そうは言うけどこの空は、もっと差し迫った、そんなに長閑じゃない切羽詰まったものなんだよ!
この遙かさが頭上に広がってるのと、そうでないのじゃ全然違う。そうだろう!?」


…なんだか君の詩人は怒りっぽい氣がするんだよね。


7/16/2024, 10:35:55 AM